このページはボウリングの本当の歴史・最新情報・テクニカル情報などを 高 田　誠 が面白くお伝えするコーナーです。

ルール改正案の件 　遅くなりましたがルール改正案についての報告です。 去る6月28日フロリダのオーランドで開催された、USBCミーティングで下記の件が決定されました。 エキストラホールの禁止の件は実施延期 グリップラインセンターとCG位置1インチ以内の件は実施延期 心配していた、2件のプレイイングルールは、何れも実施延期になりました。 これにより2006年1月1日よりの実施案はペンディングとなりましたのでお知らせ致します。 但しプロダクツルールである、モース硬度の件及びUSBCロゴを箱に記す件については実施が決定されました。 来年のボール 　来年発売のボールの設計の為、今年もマスキゴンに出張し9月12日に帰国しました。 今年は10種類のボール設計をしました。 WTBAのショートオイルでも使えるボール、シニアやスピード不足のレディースボウラーが使い易いマスターゾーンと命名したボール。さらにドライレーンとスペア用の両方に使える、特殊なプラスチック・カバーストックにハイ・パフォーマンスコアを搭載した超高級プラスチックボールも作ります。 私が設計したボールでマイティーゾーン以降のボールは、曲がり巾と共に、ボールがドライゾーンで反応する速度(レスポンス・タイム)をボール・パフォーマンスの中心に考えて設計しております。 ボウリングの新しい考え方 　レスポンス・タイムの違いによるボールの使い方、レーン攻略の仕方を理解し、その技術を身につければ、あなたにも新しいボウリングの世界が見えてくるはずです。 新しいボウリングの考え方については次回からこのページで紹介します。 グランド・ヘブン 　ミシガン湖のほとりにグランドヘブンと云う小さなステキな街があります。 マスキゴンでのボール・ミーティングに先立ち、レイ・エドワード、ビリ・オー、ティームカナダの女子キャプテンと私の4人でグランド・ヘブンまでドライブし、終日新しいボウリングについて熱心に語り合いました。 この1日で得たノウハウや知識・考え方は、日本に居ながらにして学ぶ10年間にも匹敵するほどの素晴らしい1日でした。 ここで学んだものは、私自身がよく消化した上でいずれ皆さんに紹介できるでしょう。 ナイアガラからニューヨークへ 　ボール・ミーティングが終わり、アラン・チャンの運転でカナダ経由7時間かけてナイアガラに到着1泊、バッファローに住むブラッド・アンジェロに連絡したら車を飛ばしてカナダサイドまで来てくれ、豪華な中華料理をたべながらここでも結局初めから終わりまでボウリング談義。 ブラッド・アンジェロは頭が良く、この人ほど日本語を覚えるのが早く、正確な発音をする人は初めて。 間違いなくスターになるでしょう。　翌日はニューヨークに飛びました。 すっかりニューヨーカーになりきった、三井物産のステキな女性コズエさん(元シカゴ三井物産ボウリング担当)と会い楽しい時間をすごしました。 夜は三井物産ニューヨーク支店長の福地さん(元ハンドボールの名選手)に美味しい夕食をご馳走になり夜の五番街・ブロードウェイ・セントラルステーションなどを案内いただきました。 世界中何処に行ってもこんな楽しい思いをさせて頂けるのもボウリングをやっていたからこそ、皆さんに感謝の念で一杯です。 9月12日無事帰国 　 パーカー・ボーンがやってくる 　フロリダでパーカーの家族とご馳走になったステーキは美味しかった。 ジャパン・カップの時、パーカーとジェーン(パーカーのお母さん)と食べた今半のしゃぶしゃぶは楽しかった。 いつも回りに気を使い楽しませてくれるパーカー・ボーンが12月にたった2日間だけ京都にやってきます。 12月21日と22日の2日間、京都府教育委員会と京都府ボウリング連盟の主催で「未来のトップアスリートを育成する」目的で、 パーカー・ボーン ジュニア ボウリング・キャンプが開催されます。 私もお手伝いに行きます。　ジュニアの諸君、世界のパーカー・ボーンから直接手に手を取ってボウリングを指導してもらえる絶好のチャンスです。 京都府ボウリング連盟に御願いすれば運が良ければ参加させて貰えるかも知れません。 京都府ボウリング連盟　075-222-4304 バックナンバーはこちらへ