2008.09.04
2008年 プロボウリング男子新人戦
            
TEAM TAKADA 棚橋 孝太プロ 優勝!!

 準決勝へラッキーな次点繰り上げの棚橋孝太プロが準決勝・決勝と大きくスコアーを伸ばし32人をゴボウ抜き。最終のポジションマッチも246対205で岩切プロを振り切り見事に初タイトルを獲得しました。おめでとう !!

 思えば棚橋との初めての出会いは2002年、まだ彼がナショナルチーム時代、グァムのセントラルレーンで開催された國際試合に私がテクニカルサポーターとしてナショナルチームと同行した時でした。ボディスキルは細めながらも、ボウリングに対する考え方、レーンコンディションに対するボールの使い分け技能などがナショナルメンバーの中でも、ずば抜けてよかったことを思い出します。

 もっと凄いと思ったことは、もっと本物のボウリングを勉強をしたいと云う意欲が彼の目の中にギラギラと輝いていた事です。その後、私が福岡に仕事に行くたび毎に政時君(現ナショナルメンバー)と、まだその頃はアマだった野瀬プロと棚橋と私の4人で誘いあわせ、ボウリングの未来を夜遅くまで語り合いながら焼肉をたらふく食った事を思い出します。

 『本格的にプロショップ・ビジネスの勉強をしたい』と、私の所に来たのが2年前。国分寺パークレーンの林社長にお願いして、国分寺パークレーンでセンタービジネスを学ばせて頂き、毎週月曜日には、私の所で本格的にプロショップ・ビジネスを勉強中です。練習時間も十分に取れない中での今回のトーナメント優勝は、よく戦ったと褒めてやりました。お祝いにご馳走レた、レストラン吾妻の400グラムのステーキと名物ガーリックトーストや生ビールはきっと格別だったでしょう。

昨年はアメリカに私も同行して短期留学し、パーカーボーン、フレッドボーデン、ダグケント、ビリーオーなど一流のメンバーとも意見交換をしてもらいました。パーカーのお母さんのジェーンには特に気に入られ、家族と何回も食事にいったり、ドライブに行ったりしました。

本人の希望している事が、本物のプロショップ・スペシャリスト・本物のコーチング技能・本物のボウリングマネージメントであるだけに、勉強に時間を取られ、今後トーナメントに参加できる機会はあまり多くないと思いますが、勝てる環境が整った時には必ず参加して、参加する以上はかならす勝てと言ってあります。

のちのちに知った事ですが、棚橋のお父さん 棚 橋 正 さんは、元プロスポーツ選手で、30年前の私のお客様でもあり、高知で私がドリルをした事があると云うのも不思議な縁です。

棚橋が世界に通用する本物のアスリートに成長するのを楽しみにしています。
皆様の応援、よろしくお願い致します。

2008年9月4日  Team Takada  ヘッドコーチ    田 誠


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