2009.06.01
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『2009 BOWL EXPO イン ラスベガス』 |
私自身、今回で13回目の参加になるBOWL EXPOが6月23・24日の2 日間ラスベガスのマンダレイベイホテルのコンベンションセンターで開催された。 BOWL EXPOも世界的不況のせいか年々そのスケールが小さくなってきている。 ピンセッターの設置が世界的に飽和状態となり、マシンメーカーのBrunswickや AMFのブースがこじんまりとしてきたせいかも知れない。 反面私のような技術屋にとっては、BOWL EXPOがお祭り騒ぎの展示会だけでは なくなり、世界のボウリング指導者やプロショップオペレーターが、お互いにじっくり と高度なテクニックについての意見交換が出来る時間が取れるようになり中身の 濃いコンベンションであった。 アメリカ・スポーツボウリング界の巨頭、IBPSIA会長のジョージ・ジャーバス、 USBCのロン・ポップ、クラシクのボブ・ガドルフ社長、NEO TACのフランク 社長、この4人の旧知の仲間とも将来のボウリングのあり方についてゆっくりと 意見交換をすることができた。 ジェイソン・カウチやノーム・デュークとは1年ぶりの再会、ショーン・ラッシュからは 7月に日本に行くからよろしくとの挨拶をもらった。 『ボウリングの振興には、ジュニアの開発⇒育成⇒マニア化以外に方策は無い』 と目標を明確にし、ボウリング経営者団体・プロ協会・USBC・その他のボウラー 団体・用品メーカー・ディストリビューターが協力し合って、将来のボウリングビ ジネスの安定、ボウラー団体の発展に皆が本気で立ち向かっている姿勢には共 感を覚える。 日本では何故各団体が協力し合えないのだろうか・・・・? 残念でならない。 『2016 年東京オリンピックの開催が実現できれば、ボウリングの正式種目参加 が可能性として出てくるので協力してほしい』 と 財団法人 日本オリンピック委員会強化コーチとしての立場で日本開催への協力を 呼びかけたがこればかりはウンとは言わなかった。4人のうちジョージとボブは 2016 年オリンピック開催に同じく立候補しているシカゴの住人だ。オバマ大統領の 出身地シカゴは手ごわい相手になりそうだ・・・。 話は前後するが、ラスベガスに到着した6月23日、地上250メートルからの展望を 楽しみながらタワー105階にあるレストランでパーカー・ボーンと彼の母ジェーン、 それと私の家内、棚橋プロの5人で誕生日パーティーを行った。この日はジェーンの 66歳のバースデーだった。偉大なボウラーを育てたジェーンは明るくて気さくな おばさんだ。3年前に手術したバックボーンもかなり良くなり自分で歩けるようになった。 喜ばしい限りである。 毎年ここのレストランには食事に行くのだが、ここの10オンスのフィレミニオン をミディアムくらいに焼いてもらうとアメリカのステーキの本当の旨さがよく分かる。 高所がいやでない人は是非一度行かれることをおススメする。 予算は1人50ドル前後でアメリカの本物のステーキが食べられる。要予約。 日暮れ時の景色が最高。 |
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