2011.03.16
『ボウリング仲間に感動! 感謝!』

ご心配かけました。地震に遭遇するも無事に帰りつきました。

私と、片井文乃プロ、棚橋孝太プロは、岩手県ボウリング連盟の指導者育成事業のため11日盛岡へ仕事で向かう途中、盛岡の100キロ手前の高速道路を走行中に地震に遭遇し恐怖を覚えました。すごかったよ。

余震も続いたため地割れした高速道路を走る危険をさけ、何とか一般道を使いその日の夜には停電で真っ暗になった盛岡市にたどり着きました。
盛岡の電気も食べ物もないホテルのホールで毛布1枚で2日間を過ごしました。
戦時中、家が焼失し、焼け跡に家族と共に添い寝した時を思い起こしました。

現地のボウリング仲間からの差し入れがありがたく身にしみました。

棚橋孝太プロは先頭に立ち懸命に頑張ってくれました。
片井文乃プロは、停電で動かないホテルのドアーを無理やり空けようとして指に軽い怪我をした私のために親身になって消毒し、カットバンを巻いてくれました。
コンビニにもスーパーにも食べ物コーナーにはチュウインガム以外の食べ物はまったくありませんでした。電池もすぐに売り切れ。

停電するとガソリンスタンドで給油できないことに気がつきました。平和なれしてしまっていた自分に気がつき大反省です。岩手県連の仕事はもちろん不可能。

片井プロのPリーグ録画のスケジュールも在り、とにかく東京に早く帰らなければと決断し、ガソリンを工面して、盛岡⇒秋田⇒山形⇒鶴岡⇒新潟と走り、新潟に1泊し、関越道を使い2日がかりで無事帰ってきました。

盛岡JBC吉田会長差し入れのりんごは美味しかった。上野理事長宅でローソクの光の下で食べたカップラーメンに感動しました。旧友の薫山工房・佐々木さんの工場での野菜炒めと炊き立てのご飯美味しかった。佐々木さんの奥さんに頼んで作ってもらったオニギリは翌日の朝食として3人で感動しながら食べました。本当に有難う。

寒い中、鶴岡山手ボウル前で待ち、差し入れしてくれたた酒田の渋谷プロやJBCのメンバーに心より感謝。

携帯がなかなか繋がらなくなった悪条件の中、アメリカから何度も何度も激励の電話をくれたパーカー・ボーン。NEO TAC社長のフランク。ニューヨークの
ユミ。沖縄県場協会専務理事の外間さん。盛岡の小野寺亮太君、高知の石田さん。宮定先生。北島さん、原田さん、ウエイトリフティング日本チャンピオンの
吉岡祐司君、加藤沙織、その他のおおぜいの皆さんからの激励の電話は疲れ果てていた私たち3人を勇気づけてくれました。心より感謝。

75歳になって、改めて自然の恐ろしさ、ボウリング仲間の有難さが心にしみた道中でした。  

それにしても津波は怖いものですね。
災害にあわれた方々に心より哀悼の意を表します。  合唱

  田 誠   

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